先日無事にKing of Groundを終えました。
今回のKOGには特別な想いがありました。
それは地元の横浜・都筑区での開催ということ。長らく地元のローカルで乗り続け、そこで築いた仲間たちと同じ舞台を作ることが出来る。それだけで文化祭のような楽しみです。僕は県外の大会へ参加してもみんながそうやれるわけではありません。しかし、地元となれば手を貸してくれるのも仲間だからです。
個人的には年間優勝の掛かった、シリーズ最終戦。
『日本一』のタイトルは憧れであり、一年間自分を動かしてくれたモチベーションでした。
大会当日には全国から沢山のライダーが集まってくれました。KOGとしては参加人数は減少してしまったかもしれません。しかし、地元にこんなにライダーが集まることも滅多にないのでそれだけで興奮してしまいました。一日中ジャッジをして、皆さんのライディングをばっちり確認しました。自分だけじゃなく、この日に向けて練習してきたんだとしっかり伝わってきました。冬のこの厳しい時期に乗れるのも、大会という目標があるからですね。
そしてエキスパートからは高橋明彦さんが圧倒的な力を魅せて、プロに返り咲き。ミーネくんも安定感のあるスキルでついに年間ランキング1位で念願の昇格。
この2名を加えたプロクラスではやはり激戦になりました。自分も負けじと、今年一年の想いをぶつけた予選は2位通過。今までの最高順位でした。
そしてBMXのコンテストに参加してからずっと背中を追い続けた佐々木元君を一度だけ抜いた瞬間でもありました。しかし、彼の底力は計り知れない強さでした。あの状況での巻き返しは本物だと感じました。試合も終え表彰式では入賞者の名前が読み上げられ、結果プロクラス、年間と共に2位となりました。
表彰台では思わず、この一年の思いが込み上げて涙を流してしまいました。コメントも感動したなど言ってもらうけど、正直何を言ったか覚ておりません。
その後のアフターパーティーにも大勢のライダーが集まってくれました。サイノへのサプライズも最高でしたね。友人の新たなステップをお祝いできて嬉しかったです。なにわともあれ無事に全て終え大満足の一日になりました。ここで改めて関係した皆様にお礼を言わせてください。
ありがとうございました!
ナオ